新版 日本のまちで屋台が踊る
中村睦美 今村謙人 又吉重太・編
屋台本出版 発行
学芸出版社 発売
2025年11月
B6 271ページ
〈より硬くなる制度やルールを捉え直す機会として、生産性だけでなく冗長性を取り戻す場として、矛盾や不安を抱えたまま生きる手段として、屋台は今こそ必要なのではないかと思うようになりました〉と、編者のひとりである又吉重太さんが書かれています。
屋台をもって町に出る人たちの実践や、人類学や都市論や政治学の専門家によるレクチャーを読むうちに、自分も屋台を引いて路上に出てみたくなるはず。
目次
屋台をつくり、動かす人たち──屋台実践者インタビュー
屋台実践者1 生きる選択肢としての屋台 今村謙人(カモメ・ラボ)
屋台実践者2 世界に幅と揺らぎあれ──抗い、作り、街に出る モリテツヤ(汽水空港)
屋台実践者3 生活範囲を走る!自転車屋台 鈴木有美(パーラー102)
屋台実践者4 毎夜東京をさまよう屋台 神条昭太郎(TWILLO)
屋台実践者5 医者、街に出る──屋台でウェルビーイングを 孫大輔(家庭医)
屋台のある風景
屋台再考──専門家レクチャー
レクチャー1 失敗したらトンズラすればいい──その日暮らしの屋台学 小川さやか(文化人類学)
レクチャー2 現代屋台の社会学 南後由和(社会学)
レクチャー3 日常の小さなことに寄り添う 鞍田崇(哲学)
レクチャー4 闇市の発生から都市が再生する 石榑督和(建築史・都市 史)
レクチャー5 ギブ・ギブ・ギブ!やることなすこと根拠なし 栗原康(政治学)
橋ノ上ノ屋台の一日
対談 屋台のある風景(は増えるか)
阿部航太「街は誰のもの?」+笹尾和宏「PUBLIC HACK」